2011年6月28日火曜日

馬の足形



太陽に照らされて
花びらがぺかぺかと光っている
これがその花
ウマノアシガタ
こと
キンポウゲです



漢字は「金鳳花」
この光沢のある花びらにぴったりの名前です

ウマノアシガタは
正式には「馬脚形」と書くのでしょうか?
意味はそのまま
馬の足跡に似ているからだそうです



山間地まで来なくても
小高い丘にもいるそうなので
目にしたことがある方も多いかと思いますが
こちら毒を持っていますので
食べて見ようなどとは
お考えにならないでくださいね


でも
薬にすることもあるそうです



ちなみに
昨日書きましたオダマキですが
昨日見つけた
全体的に白っぽいのが「黄花山苧環(キバナヤマオダマキ)」
ガクが赤紫で花が黄色いのが「山苧環(ヤマオダマキ)」
そして全体が青紫のが「西洋苧環(セイヨウオダマキ)」
でした

高山に咲く
背の低い紫色のものは日本古来のオダマキだそうですが
背がひょろっと高い紫のものは
外来さんだったようです



飾りの少ない衣装を身にまとった
日本のオダマキは
清楚かつ華のある
とってもやさしい色をしていると
改めて感じました

2011年6月27日月曜日

オダマキ 3



午後から空は雨模様
まさかこんなにざんざか降るとは
思ってもみませんでした

というくらい
朝は結構いいお天気だったのです



そんな中
3種類めのオダマキを発見したので
どうにか写真に収めてきました

あまりよく見えない状態で撮ったので
アングルがいまいちですがご了承下さい



はじめに紹介したのは
額が濃い赤紫
花が黄色(苧環似の部分は赤紫)

2つめは
額も花も青紫

そして今回のオダマキは
額が白
花が黄色(苧環似の部分はうっすら赤茶)

そして今日のオダマキが
今までのオダマキの中で
一番背高のっぽです



上記順番で
もっくの隠れた庭に顔を出したオダマキですが
こんなに種類を見せてくれるとは思いませんでした

イチヤクソウに
白い花のイチヤクソウと
桃色のベニバナイチヤクソウがあるように
もしかするとこのオダマキたちも
少しずつ
違う名前を持っているのかもしれませんね

また機会を見て
名前も検索していこうと思います

2011年6月26日日曜日

さくらんぼ



土のにおいが湿気くさくて
雨上がりの太陽
といったような空気

青い空を見上げたら
桜の木にさくらんぼがついていました



昨年
熟れて落ちた黒い実を
どうにか食べられないかとジャムにしようとしましたが
あまりのすっぱさに断念しました

このさくらんぼは
決して食べておいしいさくらんぼではありませんので
悪しからず



そしてその木の下に
とってもめずらしいものを発見しました




はい
五つ葉です

私の記憶では
これで多分3回目くらいのご対面




「四つ葉はしあわせを呼ぶけど
五つ葉は不幸を呼ぶんだよ」
などと友達に言われましたが
決してそんなことはないと思います

実際
過去に見たときには
不幸なことなど起こりませんでした
逆に
うれしいことがたくさんあったように思います



よくよく探してみると
小さなしあわせは
皆さんの足元に転がっているかもしれません

急がずあせらず
この毎日の景色を
じっくり
歩いてみたいですね

2011年6月25日土曜日

風雨注意報

昨日は風
今日は雨
そんな
突発的いじわる注意報
発令中です



今また青空が見えてきました
何だか
すきな子にちょっかいかけちゃう小学生のような
そんなお天気

さっきから事務所内を散策している小ぶりなハエも
そんな感じに寄ったり離れたりしてきます



昨日いらっしゃった
ずーっと歩いて回ってらっしゃる7名のお客様
(もっくに歩きで来たのでびっくりしました)
もう次の宿にお着きになったでしょうか
このいじわる雨の度に
無事雨宿りができていたらいいですね

日が照ると暑い陽気
雨風だと鳥肌が立ちそうな気候
山の色も移り
また
山で生きていることに
小さなしあわせを
感じます

2011年6月20日月曜日

つつじ風鈴の作り方


つつじを額と一緒にとります




花と額を分けます
ちぎれないようにめしべだけ残します




後は写真のとおり




完成
つつじ風鈴




小さい頃に
よくこうやって遊んでいました

風鈴にする前に
甘い蜜も召し上がれ




2011年6月19日日曜日

へんな子のこのこ



そういえば
この梅雨の湿気と
曇ったり雨だったりの天候のおかげ(?)なのか
へんなキノコがいました



明らかに陽に当たっていない肌色をしています

本当はうっすら茶色いそばかすもあったのですが
あまりにも色白すぎて
微かな太陽光に反射してしまいました



自然の生き物たちは
狭い隙間からでも
生命力豊かに
こんなにひ弱そうに見えても
力強く
生きているのですね

アヤメとクイズ



咲きました
もっくの入口付近に
少しですが凛と
清楚に



以前からそうだったのですが
花の形や色彩を
細かく観察するのがすきで
その表情を捉えようと
顔を覗き込んだままシャッターを押すので
どうにもアップの写真が多いです

ですが
こうやって見ていると
意外と気づいていなかった模様や
色のグラデーションがあるように
思いませんか?



そしてこちらも
おもいっきり接写



さて
何が咲くのでしょう?

ヒントは
これからにょきにょき伸びます
そして
小さな白い花がたくさん咲きます



答えは
2010年7月最初の投稿にあります
きっと今年も
7月頃にかわいい花をつけて
笑顔を見せてくれることでしょう

そのときは
また
その小さい花がどんな花なのか
接写モードにて
ご覧に入れたいと思います

2011年6月16日木曜日

もっく畑



ピーマンです
白い花の向こうに
できたてのピーマンがいます

これは13日の月曜日に撮った写真なので
今はもう少し大きくなっていることでしょう



小学校低学年を過ごした小学校で
授業の一環として
畑に行って芋などを掘ったことを思い出しました

あいまいな記憶しかありませんが
土の中からごろごろ出てきた芋を見てはしゃいでいたことと
土でどろんこになることが楽しくて仕方なかったことを
覚えています




こちらはジャガイモ
ジャガイモがこんな芽を出すことを
最近ほったらかしにしていたジャガイモが発芽するまで
全く知りませんでした

これがソラニンなんですね



自分の庭でキュウリを育て始めましたが
気づかないうちに
土から栄養と水を
太陽から光を吸収して
着々と成長している姿に
自分も頑張らないとと思うようになりました

彼らの本番はまだまだこれから
土と太陽に愛されて
どんどん成長してほしいと思います

2011年6月10日金曜日

オダマキ 2



曇り空の下で
涼しい顔をしながら
物思いにふけっている花をみつけました

以前紹介したオダマキとはまた違う
濃い紫色をしています

このオダマキに
何かを諭されたような気持ちになってしまっているのは
私だけでしょうか



オダマキにもいろいろ種類がありますが
どうやら葉っぱの色も
少し違うようです

以前紹介した
赤紫から黄色へのグラデーションになっているオダマキより
今日見つけた
濃い紫のオダマキの葉のほうが
若干こちらも色が濃いようです



そうそう
今日は四葉のクローバーを見つけました




皆様にも
幸あれ

2011年6月4日土曜日

アマドコロ



昨日も今日も
すっかり晴れて
いきなりいろんな虫が活発に動き出し
もしかしてこれは春ゼミの声



そんな今日は
もっくに咲く
アマドコロの撮影を再チャレンジ
前回は雨に濡れながらの撮影で大変でしたが
今日はいろんな虫にちょっかいかけられて大変でした

アマドコロは
「甘野老」と書くそうです
てっきり
雨処かと思っていたのですが
何だか甘海老みたいな漢字ですね



スズランのように
茎からいくつもの花が垂れ下がって咲くのですが
どうやら恥ずかしがり屋のようで
上から見ると
大きな葉っぱで
下に咲いているこの小さな花を隠してしまっています

この花は
秋頃に紺色の実をつけます
それも花と同じように
ぷらんと垂れて
とっても愛嬌があって可愛らしい容姿です



晴れて
オダマキのスカートも
ひらりと踊っています

湿気の少ない
奈川の気持ちいい季節です


2011年6月2日木曜日

オダマキ



梅雨に入り
毎日雨に打たれて
6月とは思えない寒気が流れています



そんな中
もっくの周りでは
待ちに待った花の季節がやってきています

今日は
温泉へ行く廊下を掃除していたときに
廊下の窓から
オダマキとアマドコロを見つけました



オダマキは「苧環」と書いて
糸などを巻き取る道具の形に
上の突き出した部分が似ていることから
この名前になったそうです

青紫色のものが一般的なようですが
奈川に咲く山野草のオダマキには
もっくに咲いている写真のようなものや
すべての部分が白いヤマオダマキもあります



ちなみに
花のように見える赤紫色の部分は額
その中に包まれている黄色い部分が
確か花です

アマドコロはあまりうまく撮れなかったので
また別の機会に再チャレンジして
ここに載せたいと思います



まだまだこれからが
奈川の花の季節

どこにどの花を見つけることができるか
今からとっても
わくわくしています